そろそろアルバムの感想でも

と言うわけで、発売間もないニューアルバムの感想でも書いて見ます。
1.Jummping slash
調弦のような音から始まるこの曲。
まぁアルバム一曲目と言うことで、こんな始まり方をしたのかなと思う。1曲目ということで、こういう感じでの始まりは悪くないと思うが、ベストアルバムとかセレクションアルバムを自分で作る際は、けっこう頭の音がネックで前後の曲の選曲で頭悩ますんだろな〜
アップテンポで、ヘドバン系というよりジャンピング系だと思う。そりゃJummping slashってタイトルだしね。

2.電撃ジャップ
中山加奈子女史作詞のロック魂溢れる1曲。ギターの音とアンドリューの影響と思われるキーボードの音が気持いい。んでもって、歌詞の方もいい感じ。

3.青い人魚
へきる関連の曲で人魚ってタイトルが多いような気がするのは、気のせい?アルバムの3曲目あたりに多い悲恋系の曲
ただ、この曲ライブでは、ノル系では無く聞かせる系に入ると思うのだが、客がこの曲についてこれるか心配だったりする。
4.color
シングルカットされていたので、どうも、アルバムから浮いた感じがする。まぁ仕方ないか。
5.レヴェランス
colorの後にこの曲と言うのは、どうも選曲ミスかなとか思うんだがな。。。まぁアルバム唯一の浅倉サウンドということで、浮いてしまうのは仕方ないと思うか、、、

6.little by little
アルバムの前半のバラード。某掲示板では評価が低い曲。
個人的には、ライブでこそ魅せれるのではとか思う。
三井ゆき子+木根尚登なんで楽曲としては、結構いいと思うのだが、、、、

あと、曲から来るイメージと季節にギャップがある気がする。
秋とか冬とかあと、梅雨とかに聞くといい感じになるんじゃないだろうか。

7.Always
このアルバムの(俺的)メインです。
季節的に、今の季節じゃないと思うのだが、、、
勝又氏のキーボードの音は何度聴いてもいいなと思う一曲。
個人的には、第2の246(97LIVEアレンジ)だと思っています。

8.Wings of Time
アルバム表題曲。アルバムタイトルと曲名が一致と言うのは、椎名へきるでは結構レアな感じがします。
で、10年目のへきるだからこその曲だと思う。
過去にあった、晴れのち、それっていいね、純、いつまでも、my star shipと言ったシングルA面ではなく、隠れた名曲の要素がふんだんに盛り込まれた曲なんじゃないかと、思う。
聞いてて、心地いい春の風に吹かれた感じがするのは、俺だけだろうか?

9.スタンバイ
アルバムの中でのアップテンポ系の曲の締めって感じかな。

10.Proud of you
アルバムのトリ
スタンバイの次と言うことで、なんとなくではあるが、去年のツアーを連想してしまう。曲の好みと言うのは人それぞれではあるが、個人的には結構好きな曲である。
「風の中で、息を止めて見てた永遠より長い夏」このフレーズが個人的にどつぼ。こういう言葉で表せる経験があったからこの曲がすきなのかもしれないな。

今回のアルバムは、結構外れナシだとは思うが、曲順で少々失敗している気がする。ただ、ここ数年木根体制で、お任せ的にやっていた中からへきるがやりたい音楽的なものが見えてきたと言うことで、意義のあるアルバムなんじゃないだろうかと思う。
98年Baby blue eyes〜Face to Faceと言う流れから、Hey!Hey!、My star shipと言った流れで、このアルバムに行き着いたら面白かったのではと思ってしまう。