恋の葬列

行ってきました。個人的な好きな作詞家の中山加奈子氏のソロライブ。なんだかんだで、プリプリの曲とかを良く知らないで、行ったので少々不安であったのだが、それを感じさせない凄く印象に残るライブだった。今回の会場は下北沢440。昼間は、普通のカフェで夜はBAR、時にはLIVE会場にもなるといった感じの結構おしゃれっぽいお店。ライブの客層のメインは、自分より5くらい上の女性がメインといった感じだった。多分、プリプリ世代がそのままライブに来たんだろなという印象。まぁ自分と同じくらいの年齢の人とかもいたけど、そこあたりは、加奈子さんがやっているバンドのファンかなとか思ったりもした。
で、初めて生で見た加奈子さんの印象は、素敵な女性だなって感じ。ライブの方は、詩の朗読と歌といった感じで、詩の朗読から歌って流れがストレートにその歌詞の背景的なものを感じさせてくれた。ただ、歌詞が濃かった。まぁ普段普通に聞く分だとそれほど意識しなかったり歌詞なんだろうけど、詩の朗読からの流れで歌詞の内容が結構心に響いてくる。バンド形態が、ギター.ピアノ.パーカッション(途中から)という、シンプルな部分も心に響いていくのを手助けしてくれたのだと思う。
その後、ライブは、映像つきの詩の朗読3連発を挟んで、後半〜ラストへ。最後の方は、アップテンポな感じの曲で盛り上げて締め。本編で4つくらい今回の為の書き下ろし曲があったのだが、そういった事を感じさせないくらいストレートに心に入っていったのが不思議だ。
その後、拍手のアンコールがあり、プリプリの曲とソロアルバムの曲で締め。正直、そのソロアルバムの曲は、そんなに好きだったわけじゃないのに、急に良い曲だなと思えた。
で、普通ならここで終わりなのだが、一部から上がったアンコールで再び登場。ファンからもらったジャックダニエルをラッパのみして詩を朗読して終了。

きて良かったなと普通に思った夜だった。