来るべき時が来たのだな、、、
ヨコハマ買い出し紀行 (14) (アフタヌーンKC (1176))
- 作者: 芦奈野ひとし
- 出版社/メーカー: 講談社
- 発売日: 2006/05/23
- メディア: コミック
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ヨコハマ買い出し紀行14巻を買った。帯を見て、少しさびしいものを感じた。
最近では、連載の方を全く見てなかったので、どういう風な話が展開してるのだろうかと、中身を見る。
これまでの13巻の話の流れのエッセンスを上手いこと、昇華させたかのように、一話一話心にしみこむ。
何か、その瞬間は気づかなかった大切で中身の濃い時間が過ぎて行った後の、えっ時間が経つのってこんなに早いんだと感じさせるかのような、ストーリー展開だった。
そう、まるで大学の最後の一年があっという間に過ぎたと感じるかのように、、
この作品の世界観は、どこかのほほんとしてて、帰るべき未来って気がしていて、ホント好きだったが、まさか最終回で泣きそうになるとは、思わなかったな。
この作品のこういう「人の世」の夜の迎え方というのも、どこか寂しげではあるが、、、いいなとも思った。