原点回帰とは。。。

 今回の椎名へきるのライブツアーのテーマは、原点回帰らしい(情報もとを忘れたが)
ツアーも約1/3終了してきて、その真意が俺なりにわかってきたので、なんとなく書いてみる。

 今夏のライブツアーは、例年と違いライブハウスで全国を周っている。ライブハウスのメリットは、客席との距離が近いという事だと思うが、その反面ステージの大きさの制約を受けるので凝った作りが出来ないという部分もある。
その例が、2000年の前後のツアーのセットの比較だと思う。
当時としては、まだ映像をバックにという演出が出来た時期なのだが、2000年のライブハウスツアーは映像がなかった。
 今回ライブハウスツアーにあえて、こだわったかを考えると、、、
映像とかの演出とかにこだわらずに、バンドと本人と客との距離を縮める事をメインに考えたのではないだろうかと思う。
 で、本題の原点回帰という事ではあるが、(ここからは私の個人的判断なので、、、)
ファンとともにライブができるという事を楽しもうという事ではないだろうかと思う。
楽曲構成の問題はさておき、基本的に楽曲の主だったるものが、全体的に楽しめる歌えるという感じの曲と最近のアルバムという構成というのが、今回のセットリストではある。
ライブハウス的に映える曲である、REDとかNO!NO!NO!があえてセットリストからはずされたのは、これらの曲は、暴れや向きではあるが全体的に盛り上がるという部分では、適さないと考えられたからではないだろうか?あと、暴れすぎる曲で前方の指定席の客に迷惑が被るのを避けたかったのかもしれないが、、、
 結局のところ、椎名へきる的に、その瞬間は、今しかないかけがえのない物だから、この瞬間を味わおうって感じで、曲解的ではあるが「一期一会」という言葉で表せることが出来る原点回帰ではないだろうかと思う。ただ、本来の意味である一期一会というのは、その後に「だから、精一杯の心遣いを」という意味が含まれていると俺は解釈しているのだが、その部分に関しては疑問である。ただ、過去にこの曲解の意味でへきるに葉書を送ったのが俺だったりするから気分は複雑だ。(その葉書を送ったあたりで、へきるが一期一会という言葉をつかったりしてたなぁ)